映画【Burnt~二ツ星の料理人~】をみてきた話
6月上旬に
駐日英国大使館の「英国アンバサダープログラム事務局」様から
【二ツ星の料理人】のムビチケ(全国共通映画観賞券)をいただき、鑑賞してきました。
3月にオーストラリアから帰国する際の飛行機内で鑑賞。
映画の中で「ミシュランがきてるぞ~~!」という、とてもいいところで
「着陸準備が入りますので・・・」と、ヘッドフォンを回収されて
中断せざるを得ない状況でした。。。
今回はなにも邪魔されなく、見ることができました👏!
ちょっとネタバレもあるのかもしれないです。
~とにかく性格の荒い主人公!と、その仲間~
最初は牡蠣の殻むきからはじまり、地味な作業してるな・・・と、思えば
厨房に立ってシェフになった途端に
「なぜ、こんな味付けなんだ」など
と罵声が飛び交い、最終的には、、お皿ごとすべて投げ出したり…。
映画館では、びくびくするぐらいでした。
そんな、シェフのAdamは、パリの一流フレンチレストランの二ツ星シェフ。
過去にパリでスキャンダルを起こして姿を消してしまったが
このたび本気で「三ツ星を狙う」ということで、舞台はロンドンへ。
そのためにオーナーの息子トニーがロンドンに開くレストランを訪ね、
またまた、ワイルドな仲間の集め方で、かっこいいなあ・・・。ってなってしまうほど。
~とにかく質の高い料理~
厨房は罵声が飛び交う中作られる料理は本当にすごい・・。
そこらへんの料理人とは違って・・さすが、シェフ(当たり前)
あまり料理は映らず、ちらちらと映る料理がおいしそうで・・・。
ホームページで調べたら
めちゃめちゃおいしそう・・・。
日本の公式ホームページのTOPにレシピまであるのはびっくり。
個人的に料理に花びらが散らばめてる、ラム肉のステーキが食べたいです。
あと、Davidがつくる、Family meal(まかない)、Helenaの子どものBirthday Cake も・・・
監修も力が入ってるんだなあ。。と感心するばかり。
こんなに美しい・おいしい料理ができるまでは、厨房は戦争状態。
表に出てくるまで料理人たちのストーリーがあるんだと思うと、
いろいろと考えてしまいます。また、ありがたく味わって食べたいと思いますね。
~Adamの料理に対する思い~
厨房では罵声が飛び交うAdamですが、料理の味や見た目すべてに こだわりが強く
根っからの完璧主義。
(スキャンダル後、ルイジアナで牡蠣を100万個殻むきした記録でさえ豆にかいてるぐらい・・・)
映画の中で、Adamが料理を作る中で、料理に対する思いを言葉にしていました。
料理の一貫性は死(バーガーキングにて)
→料理に限らず、人間個性がないのとあるのでは違うことにも言い換えられるのではないのかな。と、グッときた言葉でした。
料理とは、誰かの愛情を維持するもの
→確かHelenaがいってたような。。。でも、料理には愛情がないと、
お客様に提供ができないとおもいます。
・お客が待ち焦がれる料理をつくりたい
→厨房では「味がわるい」や「焼き加減がちがう」など、罵声が飛んで「自己満ではないのか」と、思っていましたが、
初日の料理は失敗したため、一週間無償で提供するなど、Adamがお客様を思って作っているんだなあ。。。と、しみじみと思います。
~キャストがまたまた豪華・・・~
主役AdamのBradley Cooper は『アメリカン・スナイパー』ほか、映画で有名な俳優。
また、脇役として、
英国有名女優 Emma Thompson
「リリーのすべて」で賞を受賞したAlicia Vikander
映画「シンデレラ」で有名になったLily James
料理以外にも注目してしまいます。(笑)
~いったい、結末は~
「三ツ星を狙うぞ!」と、料理を再開したAdam。ミシュランが来店。。
ミシュランの特徴としては
- 二人一組でスーツで来店
- 一人は夜7時ごろ、もう一人は遅れて7:30ごろに来店
- コース料理、アラカルト それぞれ注文水・ワインも注文
- 床にフォークをわざとおいて、店員が気づくかどうか見る
- ミシュランがもとめるものは「良い」ではなく「Perfect」
料理はもちろん、星をかけて、Adamやチームがどのように変わっていくのかが、
見どころになるかとおもいます。
最後に
料理はもちろん、話の内容で満腹。
映画を見るときはぜひ、お腹を空かして映画館へ!
追記:この映画の最大評価を3つ星にしますと。。。
私は「2.5星」をつけます。。