Suddenly I ......

いつも、突然に。徒然なるままに。日々発信中

転職したこと

春。

冬に植えていた庭のチューリップが芽を出し花を咲かせていた。

学校の新学期、新学年、新しい教科書

会社の新年度、新しい部署、役職、プロジェクトのスタートなど。

 

何もかもが新しく動き出し、始まるとき。

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社会人になってから、季節は感じるけれども、新年度がスタートすることに

学生時代ほどあまりない。

 

なぜだろうか。

 

季節にも時期にも限らず、スタートはいつでもできる。

という自分の考えができたからなんだと思う。

 

しかし、この春に転職をした。

厳密にいうと3月からすでに、転職をしている。

 

確か、昨年の春にもこのような記事を書いたような。

 

kind-flower.hateblo.jp

 

自分には、新年度になると、新たな仕事をしたい気持ちが、どこかにあるのだろうか。

 

しかし、今回は転職にするにあたって、

自分の気持ちや、仕事に対する考えが複雑であり、最終的に転職にすることになった。

 

 

 

 

 

 

転職前の話

 

転職前の職に採用されたのは2017年5月。

面接時に「今後、転職も考えている」という

条件ありな私を前向きに採用してくれた。

 

好きなヨーロッパ関連の商品を取り扱う店舗で、

私も愛用していたものも多く取り扱っていたり、接客経験はかなり長いし、

すぐに仕事にも慣れた。

周りは私より10歳以上年上の方ばかりで、当時最年少だった私を可愛がってくれた。

常連客も多かったり、初めて来られるお客とも楽しく話させていただいたり、

通勤時間片道2時間弱であったとしても、苦痛など感じず、やりがいを感じた仕事だった。

 

 

会社が変わることへのワクワクが。

しかし、事態が変わったのは秋ぐらいから。

卸会社の取引先が変わると話があったとき。

取引先が商品の取り扱う会社直通(ヨーロッパ)の日本支社になったため、

変わることに不安というよりも、「直通だから、稀な商品が多く入って来るのでは」や

「お客様の期待に添えるものも多くくるのかな」など、楽しみでいっぱいだった。

 

会社の指示なのか、

「取引先が変わる前に、商品を少なくしてほしい」

ということで、赤字覚悟のセールが始まった。

入場制限がかかるぐらい、店内がお客様であふれかえり、

スタッフは休憩なしで接客、販売。

おかげで、商品はほとんどなくなり、売り上げも見たことのないぐらいの桁で

達成感であふれていた。

 

 

整っていなかった体制と不甲斐さの連日

そして、セールが終わり、取引先が変わった日。

新体制で待ち構えていたが、新しい取引先の体制が全く整っておらず

商品は入ってこないうえ、お客様には「閉店ですか」という問い合わせが日常。

それが3か月以上も続き、お客様からのお叱りを受けることもほとんど。

一番困っているのは、新しい取引先の会社。

何もかもが新しいため体制を整えるのに時間がかかるのは本当に仕方がないことだ。

 

「新しい取引先にはなるが、今まで通りやり易いようやっていけたら」と、

前向きな会社ではあった。

 

お客様も来なかったり、予算も達成せず赤字だらけの毎日。

閉店疑惑もSNSで多数見られるようにもなり、会社側もHPではあいまいな表現で

消費者にとっては、不安をあおるような状況だ。

 

再び気軽に来店して下さるよう、きちんと会社が変わったことを伝えたほうが

と、言ったところで店長も「これは、上の指示がないと、できないことだから」

と、店長自身も不自由さを感じていた。

 

 

不甲斐さからのストレスとミス、私の悪い癖

何か新しいことを始めたくても、消費者に状況を伝えたくても、

上から指示がないと何もできないこの体制。

お客様には謝罪、会社の指示がないと何もできない。

板挟みされ、やりがいも何も感じず、従業員自身も、心の余裕すらなくなり、

入職したときよりも人間関係は冷え切っていた。

 

また、独身であることから、

遠方の他店へのHELPの優先順位は常に1番

残業で日が変わる1時間前の帰宅が当たり前。

「別にいいや、楽しいし」って思っていたことが、

あとから体調を崩してしまうことも多々あった。

 

なんでも「YES」といってしまう、私の悪い癖でもある。

不甲斐さをなんとか晴らすために、「YES」がポジティブだと思い込み、

何かあれば指示に従い、自分のやりがいとして変えていた。

 

けれども、楽しくないことを、楽しいと思い込ませるのにも

無理があった。

自分自身の気持ちをすべて押さえつけてしまっていたからだろう。

 

その結果、非常に苦痛になってきたうえ、精神的にもしんどくなり

ミスが増えてきて、従業員にも迷惑をかけてしまった。

 

精神的に追い詰められる日々

そのためミスも目立ち始め、カバーしきれなくなった店長。

店長も会社が変わって会社とうまくいけるように気を遣っていることにも

神経ぴんぴんなのはわかる。いかにミスをしないかに必死になって神経を使い始めて

空回りになることも多々。

ミスをした自分を毎晩責めては涙。

本当に落ち込んだときは、

線路に落ちてこのまま死にたい。

って思った日もあったし、

薬を沢山服用したい。

っていう気持ちさえ芽生えていた。

 


プライベートでも、友人と会う時間もないし、やりたいことすらやる気力もなく
ただひたすら、不甲斐な毎日をどう終わらせるか。


自分の意思というよりも上からの指示をただ仰いでいるだけで

やりがいも何もなく、精神的にも体力的にも消衰していく自分。

ふと鏡を見たとき、目の輝きすらないことに驚いた。

本当に生き生きもしない。ってこういうことなんだ。と。



最終的には「どうでもなればいい。」と、流れ任せにあったけど
何一つも生きがいも感じず、一日苦痛でおわった変わらない日々。
正直それが、自暴自棄になってしまっていたんだということ。

 

 

 

 

転職への気持ち


ある日、友達が転職した話を聴き、

かなり、やりがいを感じていたことで

私も新たな所で頑張りたい。

という、気持ちになり、転職活動を本格的にはじめて、

別のヨーロッパ関連の商品を取り扱う会社に、即時に採用された。

転職活動をして気づいたことは

転職したいという気持ちをしっかり持っていれば、すぐに決まるものだということ。

どれだけやる気があるか。意欲があるか。面接官も見ているんだと思う。

 

「転職活動中」といって、なにも活動せずにいた自分は、

「ただ転職できたらいいな」ぐらいしか思っていなくて、ぬるま湯につかっているようなもの。

 

自分の気持ちが転職に集中している新鮮な気持ちのまま、自分とマッチングしている企業にすぐ応募することが大事だということ。

 

自分にどれだけ転職したい気持ちがあるか。自分がどういう風に生きていきたいか。

そこが大事だな。ということに、転職することに当たって気づいた。

 

 

 

転職が決まってから

転職先で働くようになり、新しいことを学ぶ毎日。

 

職場でも、「転職先が決まるまで働く」ということは入職時から言っており

転職先も決まったことも報告し、

後輩に仕事を徐々に引き継いでいると

「引き継ぐのをやめてほしい」と、店長の神経を切らしてしまったこと。

良かれと思ってやったことが水の泡。


私が転職先が決まったこと

今までミスをしたことで、私への信頼度が一気に落ちてしまったのだろう

信頼度が下がってしまうのは、自分の撒いた種でもあるし、仕方がないと思っている。


しかし、シフト作成時に
「いなかったら困る」「もっといてほしかった」「あなたがいるから成り立つのに

 

など、色々言われているうちに、

 

結局私って使いまわしにされているのか。

と、思い始めて、転職先が掛け持ちOKだったため、

研修終わるまで勤務予定だったが、研修終了待たずに、即座に辞める決断ができた。

 

しかし、私がいなくなることでさみしいから、あえて冷たくしているのだろう。
ともとらえている。

 

辞める時期が早まってから、いい加減な気持ちではなく、

きっちりと仕事を終わらせることを心に留めている。

 

 

 

 

取引先へ神経を使う気遣いの連続

また、「新しい取引先にはなるが、今まで通りやり易いようやっていけるようにする」

という、

会社の方針が体制が整いだして3か月ぐらいから

接客方法、運営、など、小さいことから大きいことまですべてが変わり

私を含め、従業員もやりにくさを感じていた。

しかし、新しいことが不慣れであるから、そう感じているのもある。

 

今は新しいことも多く学ぼうとしていても、

「新しい会社だからミスしないように!」が中心で、会社への気遣いで精一杯。

 

会社が変わってから改めて、

今までのいい加減さが、見直されている時期なんだと、捉えている。

数か月後にはきっと、慣れているんだとおもう。

 

 

 

転職してからのやりがい

転職先でまだ覚えることも多く、不慣れなことも多いが

何よりもやりがいが感じられること。

 

今までやってきた接客が活かされていたり、お客様の笑顔が多く見られたり

従業員同士が曖昧でもなく、冷めきってもおらず、和気あいあいとしていたり

好きなことを話あえたり、互いに尊重し合っており、素敵な人間関係だなということ。

 

店・会社運営に対しても、毎日の目標がしっかり定まっていて

自分たちのアイデアでいかに、お客様満足度を上げていくか。

決まりはたくさんあるけれども、特に縛られているわけでもなく、曖昧でもなく

「自分たちで動いていくこと」が軸であるため、

仕事へのやりがいがかなり感じている。

 

 

まだ、入職して1か月しかたっていないから、

何もかも新鮮に感じていることが多いと思うが、

この初心のフレッシュさを忘れず、日々お客様、従業員から学び

店の発展につなげられるように、

また自分自身も磨き上げていくことへの楽しんでいきたい。と、心に留め

毎日楽しんでいる。

 

プライベートも充実し

休みの日には外に出かけて、友達と過ごす時間が増えたり

ブログを書く時間にも余裕ができたり、やりたいこともたくさん増えてきた。

 

 

 

 転職がすべてではない

しかし、転職してかなり新しい風がビュンビュンと気持ちよくかんじるのも

束の間で、また同じようなループがいずれは来るかもしれない。

 

仕事を変えたからといって、すべてが変わるわけでもない。

 

ただ、自分の生きていく手段の一つを変えただけに過ぎない。

 

そのうえ、仕事だけで生きるような偏った人間でもあることを自覚している。

 

でも、転職をしてから、

やりがい。生きがい。というものを日々感じて生きていくことが

私の人生で唯一譲れないものでもあるのかな。っておもった。

 

それを感じさせてくれる一つが仕事。

他にも探せばもっとあるから、今も自分が生きて行けているんだろうと思う。

 

それ以外にもいろんなことを経験することで

やりがい、生きがいを感じていきたい。

 

まだ、未知な自分がたくさん。

 

常識の枠などたくさん外して、色んな事に挑戦していきたい。

 

もちろん、人生で失敗することも多いだろうが、

それも、人生のネタの一つ。

 

 

やりがいを感じられず、自暴自棄になったこともあったが

その自暴自棄に気づけたからこそ、転職という一歩を踏み出せた。

 

 すべては自分の感情次第

 

モヤモヤする原因は、人間関係、環境要因など様々あるけれども、

自分のとらえ方かもしれない。

 

1つのことにポジティブにとらえられるか、ネガティブにとらえられるか。

 

私がポジティブにとらえたとしても、周りがネガティブであったとして

何をしても居心地が悪かったら、環境を変えていく。抜け出していく。

 

自分自身の足があるのだから。

 

この先ずっと同じままとは、考えていない。

生きていく中で、いろんなことを経験し、やりたいこともたくさんでてくるだろうし、

数年後の自分もきっと変わっているだろう。これからも変わり続けていきたい。

 

変わり続ける自分。

でも変わらないのが、常に新鮮な気持ちでワクワクし楽しみ続けていくこと。

それを今後も大事にしていきたい。

 

 

 

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