Suddenly I ......

いつも、突然に。徒然なるままに。日々発信中

ありのままでいること

 

 

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「ねえ、頬のシミきにならない??」

ある日、ふと美容に詳しい人に言われたこと。

 

私は彼女に言われるまで全く気にもならなかったし

もはや、そこそこ美容にも興味もなかった。

 

いわれてから、自分の顔を鏡でよく見たら、幼い頃に比べると

頬骨あたりのそばかすのようなものが増えているし、

将来的にはシミとして残るものなんだと思う。

 

その時ふと頭からよぎったのは

「今、ケアしておかないと将来もっとひどいことになる」

「紫外線が肌のバリアを壊していき、シミが増えていく」

「シミだけじゃなく、しわも増える」

「ケアしておかないと病気にもなる」

など、よく雑誌やテレビなどで言われるようなことや

化粧品を購入するときに販売員にカウンターで言われたことだった。

 

将来の自分のためにも、やっぱり、なにかしておかなきゃ。

っと、気にかけて、勧められたサプリメントを飲み始めたり、

いつもより日焼け止め念入りに塗ったり、

シミ・そばかす対策のケア商品をレビューをみて買ってみたり

ビタミンCを吸収よく摂れるかなど

とにかく徹底的に、少しでも良くなるように、挑戦してみた。

 

数週間後、ケア効果が出たのか頬骨あたりの色素は薄くなっていた。

が、サプリの副作用か、若干身体がだるい時もあった。

ほか、ケア商品や食べ物に気を付けていることで、不慣れなことばかりで

正直しんどさも浮き彫りになっていて、生活習慣や栄養バランスの偏りも若干感じた。

 

 

そんな時に、Pintarestを見ていると

英国王室のメーガン妃の写真が大きく映っていた。

 

 

彼女の女優時の写真と英国王室の公務時の写真がそれぞれ出てきて

感じたのは、笑顔が素敵。見ているこちらまで笑顔になる。

ほほえましい写真ばかりで、思わず保存してしまった。

 

 

  

 

 

女優時代の彼女と現在の彼女。

現在のほうが、とても自然体で無理していないように感じる。

年齢やファッション、メイクの方法、撮影時、立ち居振る舞いなどで

変わって来るが、とにかく今のほうが、自然体だ。

 

過去の写真と比較すると、メイクも柔らかく、薄めになっていること

服もカジュアルでラフな感じが多かったり、肌の露出があったとしても自然。

彼女のコーディネーターが、彼女のありのままの良さを引き出している様に感じた。

 

 

「無理しなくていいんだ。」

彼女の写真を見ながら心解き放たれた気分になった。

 

 

他人の言葉で、シミ・そばかすにコンプレックスを持つようになっていた自分。

 

色素の沈着も遺伝であり、いくらサプリやケアでなくなっても

続けないと、結局は元に戻ってしまうし、適合するまでの副作用との戦いもあるし

身体の変化がいろんなところで出てくる。良くも悪くも。

 

でも、たったシミ・そばかすだけで悩んで、いつの間にか高額に投資してしまい

他の自分のやりたいことができずに後悔してしまうこともあると思う。

精神的にも追い詰められてしまうこともある。

 

他人の言葉に惑わされず

「そのような考えもあるんだ」「こんな自分でもいいんだ」

と、受け入れていくことで、気持ち的にも楽になるということ。

 

 

今ではすっかり、日焼け止めぐらいしか念入りに塗らなくなり、

そばかすも別に隠すようなファンデーション、コンシーラー厚塗りメイクもなって、

以前よりコンプレックスが激減し、気にならなくなった。(100%まではいわないが)

 

 

街中に出ると、とにかく美容の広告が多かったり

雑誌をみると、美容特集がたくさん組まれていたり

 

あまり美容に興味がない私にとっては、飛ばすことが多いし

読んで興味本位でやってみるものの、すぐ効果出ることにしか興味ないので続かない。

 

最終的に「もう自分がいま生きていられることでも十分いいわ!」 

と、開き直っていることがほとんど。

 

 

海外の雑誌や動画など見ていると、(私の見ている媒体に偏りがあると思うが)

コンプレックスを隠す。というよりも、コンプレックスを活かす。

ことに、フォーカスを置いていることがよくわかる。

 

 

ようやく最近日本でも体系についての美が変わりつつあり、

ぽっちゃりもいいようにとらえられてきている。

でも、正直海外に比べるとまだまだなんだと思う。

 

世界それぞれ「美」基準がちがうけれども、

「自分らしく」という生き方が一番なんだということ。

 

「美」に追求することが悪いことではないが、

本来の自分の「美」について、向き合うこと。

他人と比べずどのようにしたら自分がキレイにいられるだろう。

 

整形やケア商品などでコンプレックスは多少軽減できるものの、

歳を重ねるにつれて、生理的に体の衰えが表面にもでてきて、

かばうことができないこともある。

いくら医学が進歩しても人間は衰えにあがらうことができない。

 

本当の美しさは、心から湧き出てくるものだと。

 

人それぞれ違うこと、個性があってこそ、魅力に感じるし

自分自身を生かしていくことが、この世に生まれた使命の一つなのかなと思う。

 

生きていく中でいろんなことから、インスピレーションを受け

感性を磨いていくことで、心から自分の美が表面に出ていくと思う。

 

それと同時に、他人の美に対ししても、自分基準固定概念を外して

多様性の美」があることを受け入れていくこと。

 

そう思っていると、BBCの記事で「美=そばかす」の記事が出た

 

www.bbc.com

news.line.me

 

この記事を読んで、

日本に限らず、アジア圏は美に関して多様性が少ないことが現状

見た目を気にする文化がまだまだあること。

だということがわかった。

 

 

他人が見た目に関して、ネガティブイメージを言ってきたとしても

それは他人の考えであって、深刻に気にする必要なんてない。

 

他人のたった一言でコントロールされて、

自分の人生を生きていけないのって、一番つらいことだと思う。

 

自分が自分らしく。自然体で。ありのままで。

 

 

そう思った。