10/22公開!映画【The man knew infinity~奇蹟がくれた数式】をみてきた
先日、英国政府観光庁ーVist Britain 様から
映画【奇蹟がくれた数式】の試写会にご招待いただきました。
~あらすじ~
1914年、英国ケンブリッジの数学者G.Hハーディのもとに、遠くインドから一通の手紙が届く。
差出人はマドラス港の事務員ラマヌジャン。手紙には驚くべき【発見】が記されていた。
生まれも境遇も全く違う二人の天才が出会い、世界を変える〈奇蹟の数式〉を証明した実話が映画化。
独学で数学を学び、【アインシュタイン並みの天才】とたたえられたラマヌジャンと、共同研究に人生をかけたもう一人の天才が発見した、人生で最も素晴らしいものとは?
その答えが待つ心を揺さぶる感動のラストに涙と喝采が止まらないーーー。
(招待状より引用)
根っからの数学嫌いな私にとって、この映画は本当に理解できるのだろうか。
堅苦しくはないだろうか。。。。。
と心配していましたが。
数学が出てくるシーンもありましたが、それよりも、
教授とラマヌジャンの絆が深まっていくところに目が離せませんでした。
ラマヌジャンは直感で絵を描くように数学に夢中でもあるが、
いつでもどこでも「私には妻がいる」ことを忘れずにている、ただの数学オタクではなく、素敵な数学者でしたが、
それに対して性格が反対だった教授はラマヌジャンとぶつかったときに、
ラマヌジャンは「信仰もない、家族の写真もない。先生は何者ですか?」数学以外に、【人間とかかわることの大切さ】に教授が気づく ところは印象的でした。
でも、その一方でラマヌジャンは数字だけに没頭するようになり
戦争のため食料も十分でなく、最終的には結核。
妻からの手紙も途絶えてしまい、うつ状態になり、自殺未遂に・・・。
人間が変わってしまうって本当に恐ろしいことだと思いました。
インドに残した家族、
妻は「夫が数学に没頭するあまりに私のことを放置していないだろうか・・・。」
と、不安が募る気持ちから、数学で有名になって遠くへ行ったとしても「私は夫を誇りに思っている。」という、そっと寄り添うような愛情がいいなあ。。。と思いましたが。
連絡を途絶えさせた原因は、ラマヌジャンの母・・・。
息子の成功をインドの村中の人に自慢する一方、
息子の嫁には冷たくなり、手紙を送らせてもらえない状況に。
手紙が途絶えることにより、離婚を決意・・・・。
今だとインターネットがあるからこそ、なんでもすぐにつながって
連絡はとれ合うものの、
当時は互いの信頼だけでつながっていたのだと思うと。
その気持ちを大切にしたいな...と。おもいました。
ケンブリッジ大学がロケ地となっており、非常に緑がきれいで、
古き良き英国がところ映り、おもわずうっとり・・・。
次の日にたまたま英国人と話す機会があり
「昨日、この映画見たんだけど・・・」と話をすると
「ケンブリッジが舞台だよね。この天才な男性と教授の話ケンブリッジ大学でも話になってたよ。」
と、ケンブリッジ大学卒業である英国人と共通の話ができて盛り上がっていました。
新幹線の時間の関連で最後まで見られなかったのですが。
果たしてラマヌジャンはインドの家族のもとへ帰られるのか。
分割数式の証明はできるのか。
最後まで見るためにもう一度見に行きたいと思います!
招待していただき、ありがとうございました!