Suddenly I ......

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私がテレビが好きではない理由

 

昨年一人暮らしをしてから、テレビのない生活が慣れたか、実家に帰ってからも、テレビがあるけれども、見ていない。

 

以前に、番組観覧のことを書いたが観覧に行ったものの、正直テレビは見ていない。。

見るとしても、本当に必要最低限見たいものだけにとどめている。

 

 

kind-flower.hateblo.jp

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ファンにとったら、こんな人がいると困るだろう。

 

でも、なぜ私がテレビが好きではないのか、正直につづってみようと思う。

 

 

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幼少期のころは、体が弱く外に出られず、家で塗り絵や工作をするか、本を読むか

テレビをみるか。限られていました。

 

小学生から中学生そして高校生になると、家でケーブルテレビがつながれて、ほとんどといっていいほど、

 

テレビに真っ最中だったような気がします。

 

アニメや気になるドラマ、音楽番組、バラエティ番組はほとんど毎日録画付け。

 

常に番組表とにらめっこ。

 

録画以外にも、ふと付けた番組で気になったら釘づけ。

 

そのような生活が毎日続いてたことから、両親はあきはててました。

 

 

 

しかし。大学3年生のころ。

 

某テレビ局のテレビ番組で「あなたの思いでを紹介コーナー出演者募集」

ということで、軽はずみで応募してみた。

 

そうすると、

「あなたの思いが熱く伝わったため、採用したいと思います。」

すぐにテレビ関係者から電話がきて

 

早速打ち合わせが始まった。

 

 

本当にあの頃は私がテレビに出られるんだ。と。夢のようなありえないことが起きてるんだ・・・。

 

と、宙に浮いていた。

 

しかし、打ち合わせをしていくうちに

 

「あなたの依頼文では、『~のようにしたい』って書いてあるけど、よくあるパターンだし、大胆にしませんか??」

 

と、方向性が全く違うものばかりで、

自分の思いと番組制作者側の方々のギャップが出てきた。

 

番組制作者側からしたら、

スケールを大きくしたりして、

依頼者や視聴者にとって心に残る、感動する、また癒しになったり、面白かったりなど

印象に残るような番組を作りたい。そして、視聴率UP。。。

 

私は、そのままを伝えたい

 

と、思った。

 

公共の電波流すことも、自分勝手ではできないし、その時間も限られている。

その限られた時間に、視聴者に見てもらうことを考えて番組を制作をしている。

 

 

打ち合わせのなかで、正直私の熱い思いが伝わったという割に、

全く私の思いなど繁栄されずに、

番組制作者側の思いだけで進んでいることに違和感を感じて、結局辞退した。

 

ど素人が、テレビ番組にでることでほぼ権力を握ってしまうのが、製作者側。

 

もちろん視聴者あってのテレビ番組だ。

どのようにしたら、番組が盛り上がるのか。そこはプロである制作者にお力を貸していただきたい。

 

しかし、勝手に脚本をそのまま一方的に作られるのは制作者だけの番組だ。

 

視聴者の意見・依頼者の意見にしっかりと向き合ってほしい。

 

 

それからテレビを見るたびに、

すべての番組に、やらせを感じるようになった。

 

ドラマはまだいいものの、

バラエティー番組やドキュメンタリーを見るたびに、心が痛む。

 

番組観覧者がいる番組で、

「これはすごいぞ!」と番組側からしたら視聴者に言わせたいものなのか

収録時はあまり盛り上がらなかったのか

事前に盛り上がっていた、観覧者の声などをつかわせたり。

(テレビショッピングなどがいい例にあがる。)

そういうのを知ると、無理にしなくても・・・。と呆れることもある。

 

出演者の俳優、女優、芸人なども本当の自分の思いも言いたいのであろうが、

番組の制作・演出の都合上、葛藤しているのだろうと思うと、心が痛い。

 

 

 

また、テレビでいったい何を伝えたいのか、目的もはっきりしていないこと、

視聴者に投げかけるものは何?テレビ局だけの自己満?

と疑問に思うようになり

テレビ番組自体の質も落ちて行っているように感じた。

 

そして、テレビを放送するうえで、色んな規定ができている。

生放送で回りと違う発言をすると「問題発言」など、ピックアップされたり。

 

別に個人が思っていることなんだし、言ってもいいのではないかな。って正直思う。

怒るのは、個人の自由でもある。その感情を選んでいるのは、自分自身。

 

 

表現に自由がある。

っていうけど、全く自由もなにもない

 

だから、テレビは見なくなった。

 

一人暮らし時は、テレビすら購入せずに生活をして、ラジオを聴いていた。

 

ほとんどの番組が生放送であるため、すぐに情報が入ってきたり、

ゲストの生出演が多くて、

まるでカフェでお茶しているときに隣のテーブルで彼らが話しているのをそばで聴いているような感じだった。

 

テレビがないほうが、自分の時間を大切にできるようになった。

 

 

実家に帰っては、テレビがついてることもあるけど、正直ほとんど見ない。

 昔、録画したビデオ・DVD、HDDさえ、8割は処分。

 

 

テレビ見るとしても、旅番組、朝ドラぐらいしかみない。

 

あれだけテレビに夢中だった私が、今は正反対の生活を送れていることは

10数年前の自分は予想していたのだろうか。

 

 

 

 

しかし、テレビをみて多くのものを収穫したことがある

幼いときは、入院もよくして一人でいることもほとんどだったから、

テレビがついているだけで、病気から気が紛れたこともあった。

 

どこかで流れた曲が、「ああ。これはあのドラマで使われた曲だなあ」

と、当時見たときの思い出が思い出されたり、情景を浮かべるなど。

「あの服、確か、あの女優さんもきてたなあ・・・」など

脳裏に焼き付いているんだと気づくときもある。

 

それだけ印象に残っているものもある。

 

 

だからテレビのおかげ。というものもある。

 

今後、視聴者にとって思い出に残るような、

固定概念などからかけ離れた自然体で楽しめるような番組があってほしいものだ。

あからさまにやらせ感を演出されるようなものは、ごめんだ。